石川佳純、6回のマッチポイントを跳ね返すも惜敗
〈日本 1-1 スペイン〉
○福原 5、2、9 ラミレス
石川 -5、-9、4、13 、-9、ション・イェンフェイ○
平野 vs. 朱芳
日本女子対スペインは、前半を終えて1対1。トップ福原が若手のラミレスを難なく下したが、2番の石川が相手エースのション・イェンフェイと大激戦。
ションの打球点の高いバックハンドに苦しみ、2ゲームを先取された石川だが、打球タイミングの早いツッツキレシーブから、うまくションのミドルを攻略。
第4ゲームには10-6のリードから10-11と逆転され、3回のマッチポイントを握られたが、最後は思い切りの良いフォアドライブで決め、最終ゲームへ持ち込む。
最終ゲームは出足で石川が3-0とリードしたが、中盤以降はションがリードを広げ、6-10でションが4回目のマッチポイント。
石川、ここでも3回マッチポイントをしのぎ、9-10としたが、最後はバックハンドがネットにかかり、惜敗。
しかし、今大会の初戦ながら、勝負に賭ける気迫と高い集中力はコートサイドにもビンビン伝わってきた。
3番は平野早矢香と、香川西高時代に93年インターハイチャンピオンという肩書きを持つ朱芳の対戦だ。
日本がスペインを撃破。石川がチームの勝利を決めた!
〈日本 3-1 スペイン〉
○福原 5、2、9 ラミレス
石川 -5、-9、4、13 、-9、ション・イェンフェイ○
○平野 5、-9、6、10 朱芳
○石川 9、9、5 ラミレス
日本、難敵スペインを撃破!
2番でションに惜敗した石川が、4番でラミレスをストレートで退けた。
第3ゲームはラミレスに打たせて取る、石川らしいクレバーなプレーが存分に発揮された。
どんな選手でも緊張する大会初戦だが、この勝利でかなり硬さが取れるはずだ。
日本女子は今日もうひと試合を残している。
開会式終了後の現地時間17時からセルビアと対戦する。
スペイン戦を終えて…
「初戦だったので、緊張しました。」と石川。スペイン戦で2番で出場し、ゲームオールで敗れてしまった。
しかし、石川はここから崩れない。4番では、サービスエースを何本も決めるなど、サーブで主導権を握り、調子が戻ってきている。
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