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【2009.05.02】世界卓球関連ニュース

2009年05月02日

天才覚醒健太、王者馬琳を追い詰める。
日本の天才が覚醒した。
男子シングルス4回戦でオリンピックチャンピオンの馬琳(中国)と対戦。
大激戦の末ゲームカウント3-4[-9 -7 4 -11 8 8 -9]で敗れたものの、
終始試合展開は健太が押し続けた。
王者に物怖じせず立ち向かう姿は会場中のファン、報道陣など、全ての人を虜にし、大変大きな感動を与えた。
この試合が今年の世界大会で最も大きな声援を浴びた試合の一つであったことは間違いない。
試合後健太は「勝てるチャンスがあったので悔しいです。
試合中はファイナルゲームで勝ちを意識しないように自分に言い聞かせていました。
沢山の人に応援してもらえてそれが力になりました。
5年以内には世界を取れるような選手になります。」と力強いコメントを残した。
試合後宮崎監督は「大変素晴らしいゲームが見れ幸せに思います。
卓球という競技の本当の素晴らしさ、奥の深さを改めて見れたと思います。」とコメントを残した。
試合後対戦相手の馬琳は「情報も殆ど無い上に、サーブが非常に取りづらく、後半は終始相手にペースを握られてしまった。
ファイナルゲームでは負けてしまうかもと考えた。非常に将来が楽しみの選手である。」とコメントを残した。


エース水谷ベスト8入りならず
男子シングルス4回戦が行われ日本のエース水谷隼が中国の陳杞に挑んだ。
しかし卓球王国中国の牙城は崩せず、0-4[-6 -3 -10 -4]で圧倒的な強さの前に敗れた。
試合後水谷は「最初にリードを許し、相手に余裕を持たせてしまい、サーブレシーブに変化をつけられ対処できなくなった。
そして大舞台で緊張して、チャンスボールを凡ミスしてしまったし、
精神的にも弱気になってしまった。
本来、中陣・後陣でプレーするのが一番良いと思うが、今日は焦って前陣でプレーしてしまった。
完敗なので悔しいが後悔は無いので明日のダブルスでは気持ちを切り替えて臨みたい。」とコメントを残した。


ミラクル佳純ベスト8を賭けて女子シングルス4回戦に臨む
日本女子シングルス最後の砦の石川佳純が4回戦に出場。
対戦相手は「今まで3回戦ったが勝った事が無い。」と語るシンガポールのユ・モンユ(wr.33)
大激戦の末、4-2[9 -9 2 8 -9 9]で勝利を収め、
見事ベスト8入りの快挙を成し遂げた。
試合後石川は「1度も勝ったことの無い相手なので頑張りました。
皆さんの応援が本当に力になったのだと思います。
いつも入らないボールも応援の力で入りました。
嬉しいという気持ちと信じられないという気持ちが半分ずつあります。
相手はあまりレシーブが得意ではないと思っていたので、サーブに変化をつけて戦いました。
明日戦う張怡寧選手は憧れの選手で一番好きな選手なので、
この舞台で戦えることを幸せに思います。」とコメントを残した。


吉田海偉ベスト8進出宮崎監督以来の快挙
男子シングルス4回戦で吉田が韓国の金延勲と対戦し、気合満点のプレーを見せ、4-2[6 5 -4 5 -7 5]で勝利した。
吉田はこれでベスト8入りを果たした。
試合後吉田は「ベスト8に入って本当に嬉しいです。最高のプレーができました。」と喜び一杯のコメントを残した。


郭炎敗れる
世界ランキング4位でかつて福原とも戦った郭炎が3回戦で姿を消した。
世界ランキング12位で同じ中国選手である劉詩ウェンに0-4[5,6,11,4]で完敗した。


水谷・岸川組ベスト8進出
メダルを期待される水谷・岸川ペアが男子ダブルス3回戦に出場。
ブラジルのモンテーロ・ツボイペアと対戦し、
4-1[-10 10 9 6 -8 5]で快勝した。
試合後岸川は「受身になってしまい、2ゲーム取られてしまった。
もっと向かっていかないと駄目だと思った。
水谷選手とのコンビネーションはどんどん良くなってきている。
次の対戦相手はロシアかシンガポールペアだが、
どちらが上がってきても、しっかり準備したい。」とメダル獲得を見据えるコメントを残した。


賢二・上田ペア韓国最強ペアに惜敗
男子ダブルス3回戦に賢二・上田ペアが出場。
呉尚垠・柳承敏の韓国最強ペアを苦しめ、2ゲームを先取する健闘を見せるが、2-4[6 10 -8 -5 -9 -5]で惜しくも敗れた。
試合後賢二は「応援も多く試合をしていて、すごく楽しかった。
世界との差がそこまで無いことが分かったので、自分達が努力していけば世界チャンピオンに必ずなれると思うので、1からやり直したい。」とコメントを残した。
上田は「多くの声援が僕達を勢い付けてくれた。
その中で負けたのはすごく悔しい。次の大会では必ずメダルを取りたい。」とコメントを残した。


福原・平野ペア3回戦に快勝し準々決勝進出
福原愛と平野早矢香とのエースペアが女子ダブルス3回戦に出場。
ドイツのウー・シャールペアと対戦し、見事4-2[9 -5 -5 7 6 4]で勝利した。
これで福原・平野ペアは準々決勝に進出し、ベスト8入りを果たした。
試合後福原は、「シングルス、ミックスダブルスで負けていたので、
女子ダブルスで勝てて本当に嬉しいです。」とコメントを残した。
平野は「皆さんの前で良いプレーができて嬉しいです。」とコメントを残した。
掲載日時:2009.05.02 23:30:50
この記事のURL:http://kanto-sttf.jp/news/takkyu-news.php?mode=entry&entry=8043



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