2009年04月27日

4月28日〜5月5日まで、神奈川・横浜アリーナで開催される「H.I.S.2009年世界卓球選手権横浜大会」。
日本で開催される世界選手権は2001年大阪大会以来、8年ぶり。
世界選手権が日本で開催されるのは、平均して10年にわずか1回。
このスーパーゲームを見逃す手はない！
大会速報に先立ち、今大会の見どころを種目ごとにお伝えします。
(見どころの詳細はニッタクホームページをご覧下さい。)

男女シングルスの32シードまでのドロー決定！

26日午後3時から、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目でドローを決定する会議が行われた。
(詳細はこちら)
男子シングルスで残念なニュースがひとつある。
現ヨーロッパチャンピオンのボル(ドイツ)が背中を痛め、大会を直前になってキャンセル。
ヨーロッパ勢ではすでにシュラガー(オーストリア)、クレアンガ(ギリシャ)、エロワ(フランス)らが大会をキャンセルしているが、「ヨーロッパ最強の男」の欠場はショッキングだ。
このため、王励勤(中国)が第4シードに繰り上がった。
大会3連覇を狙う王励勤にとっては当たりが楽になったか。
日本勢では、女子で福原愛(ANA)が世界ランキング3位の李暁霞(中国)と対戦。
福原は前後に揺さぶる攻めで勝機を見出したいが、強烈な両ハンドドライブを誇る李暁霞は相当厳しい相手だ。
男子の水谷隼(明治大・スヴェンソン)は大ベテランのパーソン(スウェーデン)と対戦し、吉田海偉は柳承敏(韓国)とのペンドラ対決となった。
もちろん、これは順当に3回戦まで進出して、初めて実現する対戦。
地元開催のプレッシャーも大きいだけに、日本選手はしっかり初戦を乗り切り、調子の波に乗りたい。