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健太惜しくもメダルを逃す 世界卓球パリ

2013年05月19日

5月19日、男子シングルス準々決勝。

34年ぶりの日本のメダル獲得を掛け、松平健太(JPN)が世界ランク1位の許シン(CHN)に挑んだ。

中陣へ下がりつつドライブでの攻撃を得意とするサウスポーの許シンに対し、松平は前陣でブロックを多用し、許シンの強ドライブを往なすように左右へ打ち分けつつカウンターへ持ち込む。
第1ゲームを先取されるが、第2・3ゲームはブロックカウンターが効力を発揮し、松平がゲームカウント1-2と逆転する。

第4ゲーム、許シンが7-3から松平に7-6に巻き返されたところで、許シン側がタイムアウト。
そこから一進一退の展開となるが、12-14で許シンがこのゲームを取りゲームカウント2-2。

第5ゲーム、許シンはブロックされ易いミドルへの攻撃を避け、左右に振りながら松平の返球ミスを誘う。
松平は勝ちに急いだか、2球目で速攻を図ろうするがミスを連発。
徐々に許シンのペースとなり5-11。
ゲームカウント2-3と逆転される。

第6ゲーム、序盤は松平のペースとなり4-2でリードする。
しかし、許シンが巻き返し、4-5と松平が逆転されタイムアウト。
松平は冷静にブロックを織り交ぜ、許シンのペースを乱し一進一退となる。
しかし、8-9、8-10で許シンがマッチポイントとする。
最後は許シンのミドルからのフォアハンドドライブを松平は低い打点でしゃがみ込みながら打ち返すが、ネットに弾かれオーバー。
8-11で許シンがこのゲームを取り、松平は後一歩のところでメダルを逃した。

松平「勝てるチャンスはあった。許シン選手とはいつも(接戦で)手応えを感じる試合ができているので、負けたのは悔しい。」

松平はメダル獲得は逃したものの、2回戦では馬琳(CHN wr8)、4回戦ではサムソノフ(BLR wr11)を破る活躍をみせ、ベスト8という偉業を遂げた。

試合結果情報はこちら
掲載日時:2013.05.19 23:11:27
この記事のURL:http://kanto-sttf.jp/news/takkyu-news.php?mode=entry&entry=31081



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