2013年04月17日

新居浜市消防本部は、卓球大会中に倒れた男性をＡＥＤを使って助けた市内在住の檜垣一夫さん（６７）、国田晋司さん（７５）、岸寛（ゆたか）さん（７３）を表彰した。
　３人は３月５日、新居浜市民体育館で開かれていた卓球大会に参加した際、競技中に心肺停止状態となった市内の男性（６９）に対してＡＥＤを使って救命措置を実施。男性の意識、呼吸を回復させた。同本部によると、国田さんと岸さんは消防署で普通救命講習を受けた経験があるという。
　国田さんは「倒れた男性に岸さんと心臓マッサージを施したが、効果がなく、檜垣さんが持ってきたＡＥＤを使ったら衝撃で体が跳ね上がり、顔色がみるみる間に良くなった」と説明する。同本部によると、男性は既に回復。３人の救命措置がなければ障害が残った可能性もあったという。
愛媛（毎日新聞）より