2020五輪、レスリングが中核競技に外れる
2013年02月13日
12日、国際オリンピック委員会(IOC)スイスのローザンヌで理事会を開き、2020年夏季五輪で実施される25の「中核競技」を選定した。海外のメディアでは、テコンドー、卓球、近代五輪などが候補と噂されたが、落選したのはレスリングであった。
卓球は中核競技として位置付けられた。
吉田沙保里選手は「信じられない。悔しいし、ショックしかない。後輩たちも五輪を目指しているのでこれからどうするんだろうという思い。自分としては世界選手権、(2016年)リオデジャネイロ五輪を目指して頑張るしかない」と語った。
しかし、レスリングは20年五輪で実施される可能性はまだ残されており、一つの競技として復活を目指す野球・ソフトボールや、空手、スカッシュなど他の7競技と追加候補の1枠を争う。追加候補は5月の理事会で絞り込まれる。