2012年09月21日

2012年9月21日、水谷隼（スヴェンソン、ロンドン五輪日本代表）が、出身地の静岡県磐田市を訪問した際、ラケットにラバーを貼るときに使う補助剤の使用禁止徹底を求め、規則が徹底されるまで国際大会へ出場しない意向を示し、今年10月までの国際大会出場をキャンセルしました。

水谷選手いわく「同じ土俵じゃない戦いで負けになる。正々堂々と戦ってほしい。ルールが改正されるまでは（国際試合から）一時撤退する。」

補助剤は、ラバーの反発力を強めたり、ボールの回転数を増やす効果がありますが、人体に有害な揮発性溶剤が使われているため、国際卓球連盟(ITTF)が使用を禁止しました。
しかし現在のラケット検査では、補助剤の使用の有無の正確な判定は難しく、一部の外国人選手は依然として補助剤を使用している疑いが持たれています。