2012年06月04日
6月3日、秋保温泉にて、ゆかた姿でラケットに「むすび丸しゃもじ」を使った卓球大会が開催された。
震災と原発事故の影響で減少した観光客を呼び戻そうと、
宮城県と観光業界などでつくる団体が県内3か所の温泉地で開いたもので、
近くの旅館の宿泊客などが参加した。
しゃもじは出場者にプレゼントされ、このしゃもじを見せれば宿泊先以外の温泉でも入浴が楽しめるとのこと。
秋保温泉旅館組合の佐藤勘三郎組合長は
「観光客はいまも震災前の半分程度に落ち込んでいるので、夏に向けてさらにイベントを企画してお客さんを呼び込みたいです」と話してる。
今後は、こけしで知られる大崎市の鳴子温泉など宮城県のほかの温泉地でも開催される予定。
秋保温泉旅館組合 公式サイト「秋保旅ガイド」