2012年03月30日
ドルトムントは初めての曇り空
3月23日に現地入りしてから、晴天が続いていたドルトムントだが、今日は曇り空。
風もやや強く、肌寒い。
今日からメインアリーナは卓球台を4台から2台に減らして進行。
チャンピオンシップディビジョンの決勝トーナメント(1〜12位決定戦)はすべてここで行われる。
現在、日本と準々決勝で対戦するチームを決める韓国vs.ハンガリーの一戦が進行中。
日本の石川佳純、平野早矢香らもコートサイドで試合を見守っている。
日本女子の対戦相手は韓国
女子決勝トーナメント1回戦、韓国対ハンガリーの一戦は、それぞれの試合は競り合いながらも韓国がストレート勝ち。
トップでエースの金キョン娥がロバスに競り勝った。
石賀浄・唐イェ序という帰化選手コンビがいる韓国だが、日本の前に立ちはだかってきたのは、この金キョン娥。
元全日本女子監督の近藤欽司氏も、「準々決勝では金キョン娥の2点起用は間違いない。カット対策はやはり重要」と語る。
日本女子と韓国の準々決勝は、明日13時(日本時間20時)から行われる。激戦必至だ。
日本男子、準々決勝の相手はシンガポール
男子チャンピオンシップディビジョンの決勝トーナメント1回戦。
日本男子の準々決勝の対戦相手を決めるベラルーシ対シンガポールの一戦は、3−1でシンガポールが勝利した。
シンガポールは3番手のパン・シュエジエをあえて2点起用。
3番に2番手の左シェークドライブ型ヤン・ツーを配し、確実に1点を取りに来た。
そして、そのオーダーが見事に当たった。エースのガオ・ニンが2番でカットのチチェチニンに競り勝ち、3番ヤン・ツーがプラトノフに勝利。
2−1とリードを奪う。
4番はサムソノフとガオ・ニンのエース対決。
サムソノフにとってはここ4年間で3戦3勝と分の良い相手だったが、ガオ・ニンの堅固なブロックとミスのない両ハンドドライブに、逆にミスが出てしまう。
かつてのサムソノフの、「当たれば何でも入る」という安定感はすでになかった。
ストレートでガオ・ニンが勝利し、シンガポールが日本への挑戦権を得た。
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