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(nittaku)吉村惜しい! 丹羽は劇的勝利で、決勝で林高遠と激突

2011年11月21日

●女子シングルス準決勝
陳夢(中国) 7、−11、5、5、7 顧玉ティン(中国)  
朱雨玲(中国)−8、5、5、8、3 顧若辰(中国) 
●男子シングルス準決勝
丹羽(日本) −12、−13、7,10、−13、11、9ロビノ(フランス)
林高遠(中国) 6,2,8、−8,−4、−3、7 吉村(日本)  


ロビノに対して丹羽は有利かと試合前に予想したが、意外な展開、2−0と先行したのはロビノだった。

ミドルレンジからの強烈な両ハンドで丹羽のミスを誘う。

しかし、調子が出なくても、ミスが出ても、打ち続ける丹羽のボールが少しずつ相手コートに入っていく。

2−2とタイに持ち込むも、2−3とゲームをリードされた6ゲームにはマッチポイントも握られるが、ここで踏ん張り最終ゲームへ。

一進一退の最終ゲーム。

中陣から大砲を放つロビノと、前陣での刀で斬りつける丹羽。

最後は11−9で鳥肌が立つような試合を丹羽が制した。

続く吉村は団体戦で完敗した林高遠に対し、いきなり0−3.

サービスが思うように効かないために有利なラリーに持っていけない。

リードしたときの中国選手の強さは別格だ。

しかし、4ゲーム目からサービスが効き始め、3−3まで盛り返し、林の顔に焦りの色が浮かんだ。

6−5とリードしたが、惜しくも7−11で敗れる。

敗れたものの、吉村の両ハンドの強さ、とりわけ一発で決められるバックハンドの強さ、台上の巧さ、変化サービスと、大型の超攻撃選手として世界になを知らしめた。


決勝は丹羽対林高遠。

丹羽が団体戦で完敗した相手だが、丹羽の勝負強さに期待したい。

林の中陣からの両ハンドはなかなか止まらない。

丹羽は接近戦での勝負しかないのは明白だ。もう一度、刀を磨くしかない。

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掲載日時:2011.11.21 13:59:43
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