2011年11月17日
岸監督は決勝で敗れたあとにこう語った。「相手のほうが気迫も感じられ、こちらは不安という状況で試合が進んでいたので、完敗だった。谷岡もこれくらい通用するんだという部分が実感できたので、もう一回中国にチャレンジする気持ちが強くなった。オーダーはうまくいったけど、紙一重の部分もあるし、谷岡も(4ゲーム目の)9−9が悔いが残る。全体としてそこを切り抜けられなかったのは中国のほうが良い準備をしてきたことを感じる。昨年と比べると中国以外のレベルはダウンしているので、個人戦は中国のみを考えて、戦っていきたい」
去年の日本には勢いがあり、中国が受け身となり、接戦で中国はぶるった。しかし、今年の中国は精神的にも十分に準備したあとが感じられた。日本戦の戦いをしっかりとビデオを撮り、分析した感じだ。
谷岡は監督が言うように4ゲームが勝負の分かれ目。あそこで1本取っていれば、流れは日本だった。また、石川は2ゲーム目の10−5からの痛恨の連続失点に悔いを残した。この悔しさをシングルスにぶつけてほしい。世界ランク7位の石川が失うものは大きいかもしれない。それはレーティングポイントだ。しかし、それは承知の上での出場。ポイントを失っても彼女が得るものは多いはずだ。
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