2011年09月13日

2011年3月11日の東日本大震災の復興イベントとして、9月10日〜11日に被災4県が一同に会し『４県交流・震災復興〈絆〉卓球大会』が茨城県ひたちなか市総合体育館で開催された。

参加したのは岩手県、宮城県、福島県、茨城県のジュニア、カデット、ホープスの選抜メンバーである。

10日は交流戦、11日は日本卓球協会専務理事の前原正浩氏を講師に招き、実業団選手の実技指導のもと講習会が行われた。

各県とも被災状況はまだまだ深刻だが、選手・役員あわせて200名を超える大会となり、〈絆〉をテーマに交流を深めた。

震災からちょうど半年が経つ11日を復興記念にと、各県の卓球関係者、協会、連盟が力を出し合い、これからの卓球界を背負っていく若い選手達に夢と希望を与えたいという願いから今大会の開催が実現した。

開会式では、会場全員での黙祷がささげられ、震災で亡くなった方々の冥福を祈った。

大会役員全員が着用した記念Tシャツには「WASURENAI3.11」と書かれており、その言葉を胸に東日本大震災という未曾有の事態を、皆が一丸となり乗り切って行こうという気持ちを、より強めた大会となった。

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