2011年05月15日
●女子シングルス決勝
丁寧(中国) 10、11、9、−8、−8、7 李暁霞(中国)
女子シングルス決勝は、丁寧が先輩の李暁霞を4−2で下し、個人戦2回目の出場で栄冠をつかんだ。2回目の決勝進出となった李暁霞は、またしても優勝にあと一歩届かなかった。
両選手とも強引に決定打を打ちにいくとブロックとカウンターにつかまるため、ミドルでバック対バックの探り合いからラリーが始まり、一転して両ハンドの激しい攻防が続く展開。リードするとややプレーが守りに入った李暁霞に対し、丁寧は終始冷静なプレーで、第2ゲーム6−10から逆転。3ゲームを連取した。
ところが、丁寧もやはり初優勝のプレッシャーからは逃れられない。序盤からリードを広げた第5ゲーム、4−8から7点連取を許し、第6ゲームも1−6。流れは一気に李暁霞に傾いた。
しかし、丁寧はその迷いを振り切った。4−7から今度は7点連取。長いラリー戦の末に李暁霞のボールがネットを越えず、20歳の新女王・丁寧が誕生した!
左利きと右利きの本格派シェークドライブ型同士の対戦。女子決勝としては史上最高レベルの打撃戦だった。
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