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熱戦の予感、ロッテルダム大会の開幕迫る![Nittaku HP]

2011年05月06日

5月8日に開幕を迎える世界卓球選手権ロッテルダム大会(個人戦)。今大会の日本代表メンバーは戦力充実、シングルス・ダブルスともにメダルが狙える陣容だ。

 今年1月の全日本選手権を制し、全日本女王としてロッテルダムに乗り込むのは18歳の石川佳純(IMG)。前回の横浜大会、女子シングルス2回戦の帖雅娜(香港)戦でゲームカウント0−3の3−9から逆転した神懸かり的なプレーは、今なお記憶に新しい。この2年間で着実に世界ランキングを上げ、堂々の世界10位でロッテルダムに乗り込む。「挑戦者として全力を尽くし、良い試合ができるよう頑張りたい」と守りに入る気持ちはさらさらない。

 日本からは7名が出場する女子シングルス。シェーク異質攻守の福原愛と若宮三紗子、ラリー戦に強いシェークドライブの平野早矢香など戦型も多彩だが、カット主戦型も石垣優香・谷岡あゆかの2名が出場する。石垣は日本女子の中でランキングは4番目。攻撃力が向上し、世界が狙えるスタイルに仕上がりつつある。

 日本男子は世界ランキング7位の水谷隼(明治大)を筆頭に6名がシングルスに出場する。全日本選手権2位で代表に選ばれた張一博(東京アート)は、世界選手権モスクワ大会ではスペイン戦3番で勝利し、格下に足元をすくわれかけたチームを救った。念願の個人戦の代表、堅固なバックブロックと回転量の多いフォアドライブでアジアの強豪に挑む。

 世界に目を向けると、やはり強いのは中国。男子では前回優勝の王皓が調子を上げてきている。世界選手権2連覇へ向け視界良好、悲願の金メダルを狙う来年のロンドン五輪に向け気合い十分だ。10年前の01年大阪大会で初優勝したベテラン王励勤も協会推薦で出場、豪打はまだまだ健在。

 女子も中国が世界ランキングのトップ5を占め、どの選手も引退した張怡寧の「跡目」を狙っている。実力差はほとんどないが、中国国内では昨年のアジア競技大会を制した李暁霞に対する評価が高い。07年ザグレブ大会決勝で、郭躍に逆転負けした悔しさを忘れてはいないだろう。

 ロッテルダム大会でも、大会速報にご期待ください!


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掲載日時:2011.05.06 14:34:14
この記事のURL:http://kanto-sttf.jp/news/takkyu-news.php?mode=entry&entry=19308



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