2011年04月19日
ITTFは16日、中国代表からの発表を受け下記のように報じた。
【中国代表】
☆男子シングルス
王皓、馬琳、王励勤、馬龍、張継科、許シン、陳杞
☆女子シングルス
郭炎、李暁霞、郭躍、丁寧、劉詩ウエン、武楊、范瑛
☆男子ダブルス
王皓/張継科、馬琳/陳杞、馬龍/許シン
☆女子ダブルス
郭躍/李暁霞、郭炎/丁寧、木子/馮亜蘭
☆混合ダブルス
ハオ師/木子、張超/曹臻、閻安/馮亜蘭
【訳】
今回の世界選手権中国代表女子シングルスでは、とある選手の欠場が注目されている。
それは張怡寧である。
彼女は横浜大会優勝後、彼女は国際大会の舞台から姿を消し、最近、正式に引退を発表した。
しかし今回、現役選手の中で1995年以降の世界選手権女子シングルスで決勝の舞台を経験している全てのプレイヤーが選抜された。
それは2005年と2007年の準優勝者である郭炎、李暁霞に加えて、
2007年の世界チャンピオンで2009年にも準優勝していた郭躍は、今年調子を崩していて、選抜が危ぶまれていた。
丁寧は、また違った形でロッテルダムの女子チームに選ばれた。
というのは、彼女はITTFプロツアーイングランドオープン、UAEオープンで優勝し、ITTFプロツアースタンディングでも1位だった。
丁寧は2009世界選手権横浜大会にシングルスでは初出場を果たしていたが、4回戦で李暁霞に敗れている。
劉詩ウエンも丁寧と似通った境遇である。
今回の中国女子チームの5番手であり、横浜では準決勝で張怡寧に敗れたものの、銅メダルを獲得している。
武楊と范瑛が中国女子チームシングルス最後の選抜メンバーとして選抜された。
武楊は2009年の世界ジュニアチャンピオンで、2011年のプロツアーではスロベニアオープンとポーランドオープンで優勝していて、今回彼女にとっては初の世界選手権となった。
范瑛は19歳で出場した上海大会以来の世界選手権となる。
上海大会では女子シングルス4回戦で2歳年下の郭躍に敗れている。
武楊が選ばれることは予測できたが、中国国内での選考会の結果から考えると、
曹臻、馮亜蘭、木子を差し置いて、范瑛が選ばれることは予想外だった。
范瑛は武楊と同じくカットマンであるが、2人の違いを挙げるとすると、范瑛は強烈なフォアドライブと、サーブからの3球目攻撃が武器の選手であるという点だ。
近年、中国チームでは攻撃型プレイヤーが選抜されることが多く、2名のカットマンを選抜したことは大きな変化である。
最後にカットマンが選ばれたのは1997年のマンチェスター大会と、1999年のアイントホーフェン大会である。
それらの大会ではCheng Hongxiaと王輝が選ばれている。
【解説】
今大会の中国代表は経験豊かなベテランと、勢いのある若手をバランスよく選抜された代表団となっている。
国内予選で実績を出した選手も、国際大会での実績が伴っていなければダブルスや混合ダブルスに回されている。
男女とも、シングルス、ダブルス、混合ダブルスと隙の無い代表団であるが、
今大会からダブルス出場枠が3組となったので、日本人選手のメダル獲得も大いに期待できる。
シングルスは男女共に鉄壁な布陣で、簡単にはメダルを取らせてもらえそうにもないが、
プロツアーでは随所に日本人選手が中国選手に勝利する場面もあり、ここ一番でのプレーに期待したい。