2011年01月22日
ニッタクホームページより掲載。
ジュニア男子は丹羽
ジュニア男子シングルスは丹羽孝希(青森山田高)が2連覇。終わってみれば大本命の優勝となった。
決勝は吉田(青森山田高)との同士討ち。「練習では五分五分の相手。ゲームを取られて当たり前」と気を引き締めて戦った丹羽。出足の2ゲームを先取したあとの、第3ゲームを簡単に奪われても焦ることはなかった。
「苦しい試合が多かったけど、向かっていく気持ちでできた」と挑戦者の気持ちで戦ったことを強調。ジュニアでは優勝したが、まだ一般シングルスとダブルスが残っている。丹羽の挑戦はまだまだこれからだ。
■ジュニア男子シングルス
丹羽(青森山田高) 5、5、−6、6 吉田(青森山田高)
三宅菜津美がジュニア女子チャンピオンに
第1シードの鈴木(青森山田高)を破った実力は本物だった! 左シェークドライブの鈴木、右シェーク速攻の阿部(ミキハウスJSC)、カットの永田(岩国商業高)など、様々な戦型に対応してきた三宅菜津美(就実高)が松本(ミキハウスJSC)を破って、嬉しい初優勝。
「格上の選手と対戦する時は、負けて当たり前と思ってやりました」とプレー中の心境を明かした三宅。決勝の松本戦、第2ゲームは11-2で奪ったが、大量リードしたときでも「リードした時もされた時、自分のプレーができたのが良かった」と自分のプレーを崩さなかった。
■ジュニア女子シングルス決勝
三宅(就実高) 6、2、9 松本(四天王寺高)
瀬山・坂本が混合ダブルス初優勝
混合ダブルス決勝は瀬山・坂本(中央大)は松平・石川(早稲田大・ミキハウスJSC)を下して初優勝を飾った。
松平・石川(早稲田大・ミキハウスJSC)が決勝進出を決めた瞬間、アジア競技大会銅メダルペアである松平・石川ペアの2連覇だ、と誰もが思ったことだろう。しかし、松平・石川ペアの2連覇の夢を断ったのは伏兵の瀬山・坂本(中央ペア)。
瀬山の台上強打がおもしろいように決まり、あれよあれよのストレート勝ち。さしもの松平・石川ペアも「あれだけ決められては…」となす術もない様子だった。
■混合ダブルス決勝
瀬山・坂本(中央大) 7、8、7 松平・石川(早稲田大・ミキハウスJSC)
張一博、順調にダブルス勝ち上がる
張・韓(東京アート)が男子ダブルス5回戦で片桐・柳井(愛知工業大)の大学生ペアに完勝。初の全日本制覇へ向けて虎視眈々だ。
■男子ダブルス5回戦
韓・張(東京アート) 6、11、6 片桐・柳井(愛知工業大)
石川は小西に競り勝つ!
石川が女子シングルス6回戦で小西(個人)を破って8強入り! いつも以上に気合いが入り集中力の高い小西に競り勝った石川。勝利直後には安堵の笑顔を見せた。
■女子シングルス6回戦
石川(ミキハウスJSC・大阪) 11、−9、7、−11、10、8 小西(個人・山口)
森薗美咲が石垣を下す
女子シングルス6回戦の好カードとなった森薗(青森山田高)vs.石垣(淑徳大)は森薗が4-1で勝利。ドライブで粘ってスマッシュで決める、というカット打ちの理想的な攻略法を見せた森薗。スマッシュを何本も打ち込んでも軸がブレない森薗のコンディションは良さそうだ。
■女子シングルス6回戦
森薗(青森山田高) 6、−8、8、5、7 石垣(淑徳大)
石川が混合ダブルス決勝へ
松平・石川(早稲田大・ミキハウスJSC)ペアが昨年に続いて混合ダブルス決勝へ。塩野・亀崎(東京アート・早稲田大)のカットペアにストレート勝ちして決勝進出を決めた! 2連覇へ向けて、あとひとつ!
■混合ダブルス準決勝
松平・石川(早稲田大・ミキハウスJSC) 1、12、8 塩野・亀崎(東京アート・早稲田大)
瀬山・坂本(中央大) −6、9、12、5 阿部一・阿部恵(リコー・サンリツ)