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Nittaku大会速報:『平成22年度全日本卓球選手権大会』速報、明日よりスタート

2011年01月17日

ニッタクホームページより掲載。

 1月18日、東京体育館で開幕する『平成22年度全日本卓球選手権大会』。男子は天皇杯、女子は皇后杯をかけて真冬の熱戦が繰り広げられる!

 男子シングルスのキーワードは「ストップ THE 水谷」。2007年の初優勝以来、全日本では一度も敗れずに連覇記録を4に伸ばしてきた絶対王者。世界ランキングも7位となり、文句なしの世界トップ選手だが、他の選手たちも黙って指をくわえているわけではない。
 昨年、水谷を最も追いつめた張一博(東京アート)がリベンジに燃えている。昨年は日本代表を経験し、ワールドチームカップでは世界ランキング1位の馬龍(中国)を撃破。国内では全日本社会人を制し、絶好調。リベンジの時が来た。
 水谷のダブルスパートナーである岸川聖也(スヴェンソン)、ユースオリンピックを制した丹羽孝希(青森山田高)、復調気配の松平健太(早稲田大)、全日本の舞台と相性が良い吉田海偉(個人)、学生チャンピオンの笠原(早稲田大)らも水谷包囲網を固める。

 女子シングルスのキーワードは「混戦」。一昨年準優勝で、昨年初優勝に輝いた王輝(日立化成・当時所属)が引退。ディフェンディングチャンピオンが不在で、混戦が予想される。混戦を勝ち抜くのに重要なのはズバリ、勢い。現在最も調子の良い選手が戴冠に近い存在だろう。
 石川佳純(ミキハウスJSC)はここに来て世界ランキング急上昇。1月発表の世界ランキングでは日本人2位となる自己最高の11位になった。昨年はモロッコOPでITTFプロツアー初制覇、インターハイ3連覇など充実した1年を送った。まだ17歳だが優勝しても何ら不思議はない。
 元祖天才卓球少女の福原愛(ANA)にも悲願のタイトル奪取のチャンスが到来。国外実績は最上位で、毎年優勝候補に挙げられるだけに「敵は自分」か。昨年連覇が途切れた平野早矢香(ミキハウス)だが、大崩しないプレーと強靱なメンタルはトーナメント方式に向いている。女王返り咲きなるか。
 昨年準優勝で社会人チャンピオンの藤沼亜衣(日立化成)、世界選手権代表選考会を勝ち抜いて日本代表入りを果たした若宮三紗子(日本生命)、エジプトOPを制した石垣優香(淑徳大)など、伏兵と呼ぶのがはばかられるくらいの強豪がひしめいている。

 一般シングルス以外にも、世界銅メダルペアの戦いに注目が集まる男子ダブルス、こちらも混戦の女子ダブルス、次代のトップを争うジュニア男女シングルス、今年もドラマがあるのか混合ダブルスと、どの種目も見逃せない戦いが続く全日本選手権。

 ニッタクの全日本選手権速報にご期待ください!
掲載日時:2011.01.17 14:04:19
この記事のURL:http://kanto-sttf.jp/news/takkyu-news.php?mode=entry&entry=17626



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