関東学生卓球連盟ホームページ

卓球ファンnet


Nittaku大会速報:世界ジュニア速報スタート、大会の見どころをチェック!

2010年12月03日

ニッタクホームページより掲載。

12月4日、スロバキア共和国の首都ブラティスラバで開幕する『Volkswagen2010世界ジュニア卓球選手権』。2003年にスタートし、第8回目を迎えるこの大会に、日本からもジュニアのトップ選手たちが参戦する。代表メンバーは以下のとおり(WR=世界ランキング/2010年12月発表)。

〈男子〉
丹羽孝希(青森山田高・WR94)
吉田雅己(青森山田高・WR208)
町飛鳥(青森山田高・WR296)
平野友樹(野田学園高・WR413)
〈女子〉
石川佳純(ミキハウスJSC・WR20)
森薗美咲(青森山田高・WR101)
前田美優(ミキハウスJSC・WR122)
谷岡あゆか(エリートアカデミー/帝京・WR188)

 日本は男子団体では韓国、中国に次ぐ第3シード、女子団体では中国に次ぐ第2シード。

 男子は青森山田高の1年生トリオに平野を加えた布陣で、05年リンツ大会以来となる2回目の優勝も射程圏内。今年8月のユース五輪で優勝した丹羽がエースの大役を担う。

これまで決勝に5回進出しながら、いずれも中国に優勝を阻まれている女子は、石川と森薗のツインエースで中国の壁に挑む。左シェークドライブ型の石川、右シェークドライブ型の森薗、左シェーク異質速攻型の前田、右シェークカット主戦型の谷岡と戦型も豊富だ。

 シングルスでは、2大会ぶり4回目の世界ジュニア出場となる石川佳純に、日本女子初の世界ジュニアチャンピオンの期待がかかる。06年大会はベスト16、07・08年大会はベスト8という成績だったが、一気に頂点に上り詰めたい。前回大会でベスト16だった森薗美咲も、石川とともに今大会が最後の世界ジュニア。虎視眈々と上位進出を狙う。

日本勢の最大のライバルとなるのはやはり中国。今年7月の荻村杯でいきなり2位に入った朱雨玲、ユース五輪優勝の顧玉ティンら強力なメンバーを揃えてきた。その他にもアジア競技大会ベスト16の鄭怡静(チャイニーズタイペイ)、韓国女子のホープ梁夏銀、世界選手権モスクワ大会で活躍したドイツのヴィンターなど強豪が顔を揃える。

 男子シングルスでは、日本選手が優勝すれば、06年カイロ大会の松平健太以来のチャンピオン誕生となる。日本・韓国・中国というアジアの三強を軸に優勝争いが展開されそうだが、エジプトやインドといった新興勢力もあなどれない。特に近年強化を進めているインドは怖い相手だ。ヨーロッパでは、フランチスカ(ドイツ)やゴーズィ(フランス)、ソダルンド(スウェーデン)といった強豪国の若手が存在感を示すことができるか。

 現世界ランキング1位の馬龍(04年大会優勝)、先月のアジア競技大会で優勝した李暁霞(03年大会3位)など、トップ選手たちも腕を磨いたこの世界ジュニア選手権。ブラティスラバで頂点を極めるのは一体誰なのか。
 ニッタクの世界ジュニア速報にご期待ください!
掲載日時:2010.12.03 13:14:13
この記事のURL:http://kanto-sttf.jp/news/takkyu-news.php?mode=entry&entry=16705



卓球ファンnet


Copyright Kanto Students Table Tennis Federation All Rights Reserved.