2010年10月01日
ニッタクホームページより掲載。
UAE2010ワールドチームカップ、男女準決勝各2試合が行なわれた。
注目は、女子準決勝、日本対シンガポール。
第1試合、石川佳純が馮天薇を完膚なき内容で完勝、1対0とする。続く第2試合、福原愛対王越古は、一進一退の攻防でゲームオールにもつれ込むが、最後は王の粘りがちで勝利、1対1とする。
第3試合ダブルスは、石川・藤井組がリジャウェイ・王越古組にゲームオール12対10で勝利し王手をかけた。
しかしここから王者シンガポールが意地を見せ、馮天薇が藤井寛子に3対1、最後はリジャウェイが福原愛を3対0で破って3時間のドラマが劇的に幕を閉じた。
日本チームは今回敗れたとはいえ、世界チャンピオンのシンガポールに王手をかけた内容は、今後につながる大きな自信となった。
特に17歳の石川佳純が世界の卓球ファンを、あっと言わせた今日の2勝は、ロンドンオリンピックのダークホースは彼女であるというセンセーショナルな印象を与えた大会であった。