2010年03月28日
本日第11回全国中学校選抜卓球大会の全日程が終了した。
男子では青森山田中が6連覇、女子では青森山田中が3連覇を達成した。
[上位入賞チーム]
☆男子1位トーナメント
優勝:青森山田中
準優勝:明徳義塾中
第3位:愛工大附属中
第3位:尾久八幡中
☆女子1位トーナメント
優勝:青森山田中
準優勝:明徳義塾中
第3位:横浜隼人中
第3位:高富中
[受賞者一覧]
☆男子殊勲賞
森薗政崇
(青森山田中)
☆女子殊勲賞
森さくら
(青森山田中)
☆男子敢闘賞
堀大志
(明徳義塾中)
☆女子敢闘賞
鳥屋真帆
(明徳義塾中)
[総評]
桜が咲き始め、本格的に春の到来を迎えた山梨の地で、
第11回全国中学校選抜卓球大会が開催された。
男子は丹羽・町・吉田の3本柱が抜けた、
新生青森山田中がスコア以上に苦戦を強いられる場面もあったが、
勝負所で強さを見せ、優勝した。
青森山田中の板垣監督が試合後コメントしたように、
苦戦を強いられたのは愛工大附属中との準決勝であった。
準決勝で1番の藤森(青森山田中)が卯木(愛工大附属中)に0-3で敗れると、
2番の森薗(青森山田中)も祖父江(愛工大附属中)にゲームカウント2-2とされる。
エース森薗が追い詰められ、
青森山田危うし、という空気が流れたが、
森薗はファイナルゲームを辛くも11-8でもぎ取り、
辛くも勝利した。
3番のダブルスでは青森山田中は坪井・下山を起用。
このダブルスが非常に安定したプレーを見せ、
3-0で勝利し流れを引き戻す。
しかし全中3位の吉村(青森山田中)も水野(愛工大附属中)に1-2とされ、ここでも苦戦を強いられる。
しかし5番で同時進行で試合をしていた、
竹岡(青森山田中)が水谷(愛工大附属中)に勝利し、
辛くも決勝進出を決めた。
(最後は吉村も3-2とし、逆転で勝利)
勢いに乗った青森山田中は決勝で明徳義塾中と対戦。
(明徳義塾中も準決勝での尾久八幡戦は3-2と、
互いに譲らない素晴らしい激戦だった。)
青森山田中はエースの森薗が1番で相手エースの堀に3-0で完勝。
チームもこれで勢いに乗り3-0で明徳義塾中に勝利し、
新生青森山田中として、見事な優勝劇を飾った。
決勝後板垣監督は、
「優勝できるかできないかは6:4くらいの確率かと思っていた。
苦しい試合が続いたが優勝できて嬉しい。」
とコメントを残した。
女子は決勝で青森山田中と明徳義塾中が対戦。
1番で主将の宋が鳥屋(明徳義塾中)に敗れたが、
その後、2番、3番、4番で3連勝し、
3-1で勝利し、優勝を決めた。
試合後、久保監督は「メンバー的に優勝はできると思っていた。
選抜は優勝できたが、今回は四天王寺が出場していない大会だったので、まだ通過点だと思っている。
全中で四天王寺を倒して優勝したい。」
とコメントを残した。
試合結果は
こちら