2010年02月15日

ニッタクホームページより掲載。
大林カップ第15回ジャパントップ12大会が2月11日(木)に代々木第二体育館で開催され、

開場前から多くの卓球ファンが入口に並んだ。

開会式の先立ち、選手たちがサインボールを投げながら登場する場面では

あちらこちらから大きく手を振る姿や選手の名前を呼ぶ光景や見られた。

ジャパントップ12とは、1月に行われた全日本選手権でベスト8に入った選手と、

協会が推薦した選手、計12名で争う大会である。

日本のトップクラスの選手が集うため、予選リーグから激しい争いと好プレーが見られる。

記録―――

男子予選リーグ
Aグループ
水谷隼2勝0敗 1位
丹羽孝希1勝1敗 2位
吉村真晴0勝2敗 3位

Bグループ
韓陽2勝1敗 1位
藤本海統1勝1敗 2位
吉田雅己0勝2敗 3位

Cグループ
笠原弘光2勝0敗 1位
田勢邦史1勝1敗 2位
町飛鳥0勝2敗 3位

Dグループ
張一博2勝0敗 1位
平野友樹1勝1敗 2位
森聡詩0勝2敗 3位

決勝トーナメント
○準決勝○
水谷隼4(9,6,-8,-9,7,8)2韓陽
張一博4(-8,8,13,8,5)1笠原弘光

○決勝○
水谷隼4(11,-9,-6,-12,10,6,5)3張一博

1月の全日本選手権でも大接戦を演じた二人の決勝は、

今回も白熱した好ラリーの連続となった。3―1と張がリードしたものの、

全日本同様水谷がゲームオールに追いつき初優勝を飾った。

女子予選リーグ
Aグループ
石川佳純2勝0敗 1位
王輝1勝1敗 2位
森薗美咲0勝2敗 3位

Bグループ
藤井寛子2勝0敗 1位
平野早矢香1勝1敗 2位
鈴木李茄0勝2敗 3位

Cグループ
渡辺裕子 1位
谷岡あゆか 2位
樋浦令子 キケン

Dグループ
福原愛2勝0敗 1位
藤沼亜衣1勝1敗 2位
藤井優子0勝2敗 3位

決勝トーナメント
○準決勝○
石川佳純4(4,-10,7,6,6)1藤井寛子
福原愛4(8,5,0,9)0渡辺裕子

○決勝○
石川佳純4(3,5,5,-6,8)1福原愛

国際大会や全日本でもダブルスを組んでいる石川VS福原の対戦となった決勝戦は、

サーブを効かせて相手を崩した石川に軍配が上がり、初優勝。

敗れた福原は得意のバックハンドにミスが出てしまったが、今後の活躍に期待したい。