201048月12日
[
トップページ]全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)3日目の結果を掲載しました。
◇総評
最終日となる今日は、男女準決勝と決勝の6試合が行われた。
男子の決勝は、昨年に続いての連覇を狙う明治大と、準決勝で地元愛知工業大をストレートで退けた青森大の対決に。
この試合に3-1で勝利した青森大が見事優勝決定。
昨年の王者である明治大学に快勝し、1年振りの王座奪還を果たした。
[優勝を決めた上田に抱きつく主将の松平]
女子では、連覇を狙う淑徳大が、昨年接戦を繰り広げた愛知工業大との準決勝に3-1で勝利し、見事決勝へ進出。
もう1校は、準決勝で最終5番手までもつれる近畿大との1戦に勝利した早稲田大に決定。
淑徳との決勝を迎えた早稲田は、3番照井・中島、4番中島、5番照井と、淑徳の強さを理解した中で、本気で勝ちを狙うオーダーを組む。
こうなると、1番、2番では絶対に負けられない淑徳であったが、2番の阿部が亀崎に2-3で破れ、暗雲が立ち込める。
しかし3番ダブルスで、全日学チャンピオンンの照井・中島ペアに石垣・大庭ペアが3-1で勝利。
2-1で優勝に王手をかける。
続く4番は中島VS松澤の対決。
中島の速攻に必死に食い下がる1年生の松澤であったが、2-1で迎えた第4ゲームでは、8-10でマッチポイントを握られる苦しい展開。
だが、驚異的な粘り強さと精神力の高さを見せた松澤は、このゲームを15-13で勝利。
そうすると、流れは完全に松澤の方へ向き、最終第5ゲームは11-6で松澤が勝利。
値千金の、奇跡ともいえる逆転勝利を決めた松澤。
頼れる1年生の活躍で、淑徳大が昨年に続き、見事優勝となった。
[松澤の手を握り、頭を下げる主将の阿部]