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平成23年度関東学生選手権3日目 結果

201146月30日

大会3日目の今日は、男女シングルスの3回戦から準々決勝までが行なわれた。

男子シングルスで昨年ベスト4の4名は、全員が4年生であったため、今年は揃って不在。
更に一昨年の優勝者である笠原(早稲田大)や、全日本チャンピオンの水谷(明治大)も欠場しているため、今年度の男子シングルス優勝争いは熾烈を極める戦いといえる。

そんな中、第1シードに選ばれたのが日本大の明晨。

日大の大エースである明晨は、今年の春リーグでも負けなしの7戦全勝。
しかし個人戦に関しては、関東学生、選抜ともに3年連続ランク入りする安定感を見せながらも、優勝がない。

昨年の選抜では、準々決勝を勝利していながらも、ラバーの厚さで失格となり、悲願のチャンスもろともふいにした苦い経験をもつ。

残り少ないチャンスの場として挑んだ今回、初戦の4回戦から実力を発揮し、全く危なげない試合運びでベスト16入りを決める。

しかし、続く8決定の7回戦で、日大のルーキーである高田との同士討ちでは、2ゲームを先行される苦しい展開となる。
そこから3ゲーム連取するも、第6ゲームを奪い返され、3-3となりゲームオールまでもつれる1戦となったが、最終ゲームでは落ち着いて高田の攻撃を防ぎ、11-7で勝利。

続く山木(埼玉工業大)との1戦となった準々決勝も4-1で勝利し、見事明日行なわれる準決勝への進出が決定した。

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初のベスト4入りを決め、目指すは優勝ただ一つだ。

一方、敗れた山木は、6回戦で平野(明治大)、7回戦で鹿屋(法政大)と、インターハイを沸かせた野田学園卒のルーキー2人を、自慢の守備で抑え込み、ベスト8入りを果す活躍を見せた。

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昨年の全日学で準優勝している伊積(中央大)もまた、順当な勝ち上がりを見せ、準々決勝へ進出。

伊積は準々決勝で明治大の桑田と対戦。

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層の厚い明治大に属し、リーグ戦出場の機会が無い桑田だが、持ち前の実力をここぞとばかりに遺憾なく発揮し、初戦の4回戦から、各校のレギュラーメンバーを相手に勝利を重ね、準々決勝へ進出してきた。

第1ゲームでは、その桑田が打ち合いを制し、14-12でリードを奪う。
しかし、2ゲーム以降は、伊積が早い攻撃と、コースをついたカウンターで効率良くポイントを稼ぎ、3ゲームを連取。

第5ゲームを取り返し、意地を見せた桑田であったが、第6ゲームは11-5で落とし、4-2で伊積が勝利。
ここは全日学準優勝の伊積が、その実力を確りと証明する結果となった。

新人戦準優勝の神(明治大)は、6回戦での飯野(大正大)との激戦を制し、準々決勝まで進出。

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準々決勝では昨年ベスト16の斉熙(埼玉工業大)と対戦となった。
新人戦で逃したタイトルの奪取に燃える神であったが、この日絶好調の斉熙を前に、自分の卓球をさせてもらえず、1-4で敗退となった。

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斉熙は6回戦で専修大ルーキーの王凱、7回戦では昨年ベスト8で第2シードの高岡(早稲田大)、そして準々決勝で神に勝利してのベスト4入り。

攻守のバランスで各試合ともテンポ良く得点を重ね、フォアも冴えていたこの日の斉熙。
この調子で、明日の準決勝も勝利といきたいところだ。

この他、7回戦で吉田(日本大)に勝利し、準々決勝へ進出していた御内(早稲田大)は、対戦相手の河辺(日本大)の棄権により、戦わずして明日の準決勝への進出が決定した。

明日行なわれる準決勝の対戦カードは、明晨(日本大)VS御内(早稲田大)、伊積(中央大)VS斉熙(埼玉工業大)となった。

女子シングルスは過去2年間のベスト4、計8名のうち、実に7名が留学生という結果の同大会。

昨年のベスト4のうち3名は既に卒業しているが、残る1人の馬文ティン(日本大)は、一昨年で優勝を経験している。

今年度も、馬文ティンをはじめ、各大学の留学生を中心とし、各山で熾烈な戦いが繰り広げられた。

第1シードの馬文ティンは、初戦(4回戦)から圧倒的な強さをみせ、難無く準々決勝へ進出。

田中(早稲田大)との対戦となった準々決勝でも、コースを自在に操るドライブと得点力の高いカウンターブロックで田中を一蹴。

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4-0のストレートで勝利し、ダブルスに続いて明日の準決勝進出を決めた。

昨年ベスト8で、全日学でも準優勝を果した北岡(中央大)は、初戦で吉國(専修大)を相手に2-3で敗戦。

吉國は2回戦、3回戦をストレートで勝利してきており、その勢いのまま北岡に勝利。

続く5回戦も勝利し、見事ベスト16入りを果している。

北岡にしてみれば、スーパーシードとしての難しいところを味わわされた容となった。

その他、留学生の中でも実力派のルーキーとして注目の高いリュウ莉莎(専修大)は、準々決勝で東京富士大の平野に勝利し、1年生ながら見事準決勝へ進出。

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青山学院大の王舒は、6回戦で平野(東京富士大)に敗れ、ベスト16で敗退となった。

女子では珍しく、両ハンドが振れる本格派のペンドラとして、これから先の4年間で、更に上の活躍を期待したい。

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女子ではこの他、東京富士大の王と池田が準決勝へ進出。

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明日行なわれる準決勝の対戦カードは、馬(日本大)VS王(東京富士大)、リュウ(専修大)VS池田(東京富士大)となった。

大会最終日となる4日目の明日は、男女ダブルスの準決勝と決勝、そして男女シングルスの準決勝と決勝が行なわれ、それぞれの優勝者(ペア)が決定する。

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掲載日時:2011-06-30 20:34:09  [ニュース]
この記事のURL:http://kanto-sttf.jp/news/news.php?mode=4&id=7801



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