春季関東学生リーグ 男子決勝レポート
201035月19日
明治大は1番に主将の池田を起用。
対する早稲田大はエースの笠原を起用。
第1ゲーム。
笠原は気合全快のプレーで積極的に攻め、11-7で第1ゲームを先取する。
しかし池田も負けじと第2ゲーム、1枚ラバーからの変化の大きいフォアハンド攻撃、ブロックで、笠原に対抗。
9-8とリードを奪う。
しかし池田のサーブに対し笠原は、フォアサイドへ綺麗にバックドライブで抜き去り9-9と追いつく。
互いに全く譲らず4点ずつ取り13-13となり、14-13と池田がリードしたところで、池田がタイムアウトを取る。
ここで池田にスーパープレイが飛び出し15-13で池田がこのゲームを取り、ゲームカウント1-1となる。
第3ゲーム、9-7と笠原がリードし、笠原サーブ。
池田が笠原の猛烈に切れた下回転サーブを、2本連続でネットにかけ7-11でこのゲームを落とす。
笠原がゲームカウント2-1とリードする。
第4ゲーム、笠原は池田の攻撃を冷静に中陣で受け、池田のミスを誘う。
しかし池田も粘り強い攻撃で追いすがる。
9-7と笠原リードで池田サーブ。
互いに1本ずつ取り10-8となる。
ここで池田が笠原の3球目ループドライブをバックでフォアサイドに叩き9-10と追い上げる。
しかし最後は笠原のサーブをネットにかけ、笠原が3-1で池田に勝利した。
2番は甲斐(明治大)と板倉(早稲田大)が対戦。
第1ゲームを先取した板倉は第2ゲームも7-5とリードする。
板倉はそのままリードを広げ11-8で第2ゲームを取る。
板倉は第3ゲームも6-3とリードを奪い、甲斐がここでタイムアウト。しかし流れは変わらず、
打点の早い安定した両ハンド攻撃を武器に板倉はリードを広げ、11-8でこのゲームを取り、見事甲斐に3-0で勝利した。
3番は松渕(明治大)と御内(早稲田大)が対戦。
松渕は安定したドライブで御内を打ち崩し、第1ゲームを先取する。
しかし第2ゲーム、松渕のボールに慣れ始めた御内が鉄壁のカットで取り返しゲームカウント1-1とする。
第3ゲームも御内ペースで進み7-2と御内が大きくリードする。
このまま御内が11-6でこのゲームを取り、ゲームカウント2-1とリードする。
第4ゲーム序盤、御内が5-3とリードし、ここで松渕がタイムアウトを取る。
ここから松渕が追い上げを見せ、8-8となる。
さらに松渕は連続得点し11-8でこのゲームを取り返し、ゲームカウント2-2とする。
第5ゲームは松渕が7-5とリードする。
ここから互いに2本とって9-7となる。
ここで御内が決死の引き合いを制し点差を縮める。
さらに御内はサービスエースで9-9の同点とする。
しかし松渕もここでサービスエースを取り10-9と御内を追い詰める。
最後は御内のカットがオーバーし松渕が見事3-2で逆転勝利した。
4番は軽部・池田(明治大)と笠原・足立(早稲田大)との対戦。
優勝を占う重要な局面でのダブルス対決となった。
第1ゲーム、足立・笠原が11-6で第1ゲームを先取する。
第2ゲーム8-8で迎えた軽部サーブ。
ラリー戦を制した軽部・池田が9-8とリードする。
しかし池田が3球目攻撃をオーバーし9-9とする。
ここから笠原・足立が連続得点し、11-9でこのゲームを取り、ゲームカウント2-0とする。
第3ゲーム序盤、3-0と笠原・足立がリードする。
ここで軽部・池田がタイムアウト。
しかし流れは変わらず5-0と笠原・足立のリードが広がる。
そのリードを最後まで守りきった笠原・足立が、全日本選手権2位の軽部・池田に見事ストレート勝ちし、リーグ戦優勝に王手をかけた。
追い込まれた明治大は5番の軽部に望みを託す。
対する早稲田大はダブルスで勝ち、波に乗る足立。
第1ゲームから気合全快の足立は11-6でこのゲームを取る。
第2ゲーム、8-6と軽部がリードし、足立サーブ。
ここで足立が2本取り、8-8とする。
互いに一本とって9-9となり、軽部がネットにかけ10-9と足立がリードする。
最後は足立の3球目攻撃が決まりゲームカウント2-0とする。
第3ゲーム、勢いにのる足立が6-4とリードしたところで、軽部がタイムアウト。
軽部もここで踏ん張り7-7とするが、フォアハンドでの3球目攻撃がオーバーし7-8と再びリードを許す。
さらに軽部はラリーでオーバーミスし、7-9と追い詰められる。
ここで足立がサービスエースを決め10-7とチャンピオンシップポイントを握る。
最後は軽部のボールがオーバーし早稲田大学が優勝を決めた。